2016-10-01から1ヶ月間の記事一覧

大放言 百田尚樹

25万部突破!だそうだ。 「労働」の深い意味が読み取れる、として囚人に与える最もきつい仕事の話があげられている。「穴を掘らして埋め戻させる仕事」。「この作業を延々と続けさせると、どんなに精神的に強い囚人も心が折れ、やがて肉体的にも崩壊する。…

推理小説 秦建日子

「アンフェア」、すべてここから始まった。2004年12月20日初版発行。

50歳からの出直し大作戦 出口治明

コインのネット販売を起業した石塚眞一郎氏との対談の中で、石塚氏が10枚の同じ種類のコインが入荷したときは一番質の劣ると思うものの写真を掲載している、そうすると、購入したお客さんの手元には写真よりいいものが届くという話が紹介されてます。 また行…

デフォルト(債務不履行) 相場英雄

第2回ダイヤモンド経済小説大賞受賞作。たしかデビュー作でした。好みが相当別れる作品のようですが、私は面白く読めました。

臨床真理 柚月裕子

2009年第7回「このミステリーがすごい!」大賞受賞作。臨床心理士が障害者施設の中で事件の深層に迫るサスペンス。読み応えあり。確かデビュー作でしたかね?

回廊の陰翳 広川純

「一応の推定」に比べると、平凡な作品ではないかと思う。京都の情況描写はうまい。京都に行ってみたくなる。でも仏教業界特有の話じゃないので・・

神様のカルテ 夏川草介

2010年本屋大賞第2位。現役医師の作者による、渾身の感動ストーリー。櫻井翔と宮崎あおいの共演の映画もヒット。ウィキによると映画鑑賞者の半分以上が中高生だとか。

慶應三田会 組織とその全貌 島田裕巳

第1章 総理大臣を支える三田会の実力 第2章 三田会はどう役立っているのか 第3章 三田会と創価学会 第4章 なぜ慶應は結束力が強いのか 第5章 他の大学は慶應に追いつけるか 2007年11月10日第1刷発行。古い本だが、面白い。

仮面病棟 知念実希人

2015年啓文堂書店文庫大賞ほか、全国書店で続々第1位。30万部突破。 現役医師の初の文庫書き下ろしだそうだ。病院内に籠城する犯人から逃れようとして、病院から脱出を試みるうちに外科医はある病院の謎を知ってしまう。ただし、読んでいる途中でどんな謎な…

下町ロケット 池井戸潤

神谷修一弁護士、かっこよすぎ。ロケット製造という超高度な技術でも実は最先端を行っていた中小零細企業が大企業を真の実力でギャフンと言わせる、誠に痛快なストーリーは、半沢直樹ばりですね。

語彙力こそが教養である 齋藤孝

愁眉を開く 河岸を変える 蟷螂の斧 怠け者の節句働き 士族の商法 小鼻をふくらます 機を見るに敏 水は方円の器に従う 過ちて改めざる、是を過ちという 惻隠の情 怒髪天を衝く 白髪三千丈 ドートマンダー・シリーズ ジャネット・イヴァノヴィッチ「私の愛した…

悪の教典(下) 貴志祐介

皆殺し、の迫力が凄すぎる。映画は見てないが、これって映画にしちゃっていいの?っていうか、映画にする必要あるの?って思った。

悪の教典(上) 貴志祐介

2010年宝島社「このミス1位」、週刊文春ミステリーベスト10国内部門1位、第1回山田風太郎賞受賞。サイコパスという言葉がぴったりくる、一見まともだが、実際には狂った教師のサイコホラー。