2018-10-01から1ヶ月間の記事一覧

未来を読む AIと格差は世界を滅ぼすか ジャレド・ダイヤモンド他著 大野和基インタビュー・編

Chapter2 近い将来、「役立たず階級」が大量発生する ユヴァル・ノア・ハラリ ヘブライ大学歴史学部終身雇用教授 虚構の奴隷になるな、虚構を利用して利益を上げよ ストーリーを守るために、戦争が生まれる 人類はパワーを幸福に転換できていない テクノロ…

未来を読む AIと格差は世界を滅ぼすか ジャレド・ダイヤモンド他著 大野和基インタビュー・編

Chapter1 ジャレド・ダイヤモンド 資源を巡り、文明の崩壊が起きる 日本は人口減少を喜ぶべき ノーベル賞受賞者がアメリカで圧倒的に多い理由ー多様性の利点とリスク 風呂場で死ぬリスクに注目せよ

スノーデン 監視大国 日本を語る エドワード・スノーデンほか 自由人権協会 監修

あえて放置されるセキュリティの脆弱性からサイバー戦争の本質を考える サイバー・セキュリティがここまで深刻な事態になってしまった原因とは? この問題に関する国際的な報告書によれば、ハッキングや諜報活動の分野で優位に立つ政府が、ハッキングしにく…

新世界より(下)貴志祐介

PLAYBOYミステリー大賞08年第1位。539頁。構想30年というから半端ない。 「最高傑作じゃないかと思う」大森望氏大絶賛。バケネズミは架空の生物だが、そのご先祖様にあたるハダカデバネズミはれっきとした実在の齧歯類だそうだ。

新世界より(中)貴志祐介

圧巻のフィナーレへ。

ある町の高い煙突 新田次郎

産経妙3月23日に「新田はあとがきでまず、日立市天気相談所所長だった山口秀男の名前を挙げている。気象庁職員時代の先輩にあたる新田に、大煙突をテーマに小説を書くよう勧めた。ちなみに、公明党の山口那津男代表の父親である。」とあるのを見つけて購入し…

「歪められた地震予測 3・11の犠牲をもたらした構造」島崎邦彦 世界10月号

中央防災会議が如何に巨大で根深いものであるかについて、長期評価部会会長であった著者がレポートする論考。

「原発訴訟と裁判官の責任 3・11後の司法をめぐって」樋口英明 世界10月号

ハウスメーカー何社かは最大震度4022ガルに耐えられる住宅をすでに建設している。 大飯原発の設計基準は判決当時700ガル、稼働中の現在でも856ガルに過ぎない。 なのに「ここには強い地震は来ませんから」という理由で差し止めを認めた再稼働禁止の仮処分を…

傍聞き 長岡弘樹

08年日本推理作家協会賞短編部門受賞作。 「おすすめ文庫王国」 2012本の雑誌増刊 国内ミステリー部門 ダントツの第1位!

ものの見方が変わる 座右の寓話 戸田智弘

5万部突破!古今東西語り継がれる人生の教え77。 宮崎駿監督が番組中で何度も発する言葉「めんどくさいっていう自分の気持ちとの戦いなんだよ」「大事なものは、たいていめんどくさい」(74p) パスツールのワクチン発見の逸話(偶然の出来事を逃さな…

新世界より(上)貴志祐介

第29回日本SF大賞受賞第1位。1000年後の日本。サイコキネシス(呪力)を持つ子供が大人になっていく過程でバケモノたちと色んな戦いを繰り広げるファンタジー。作者独特の世界です。482頁。私にとっては長いです。

よしりん辻説法① 小林よしのり

考えるな、笑って寝ろ!のコンセプト通り、縦横無尽に社会を“説き逃げ”の帯封のまんまの内容。一線を越えるの意味がちょっと笑えた。

100分de名著 星の王子さま サン=テグジュペリ ヤマザキマリ

ウワバミと箱ー大人には分かってもらえない絵 成長するにつれ、しがらみや世間体に合わせて、必然的にレイヤーを重ね、身を守る鎧を身に着け、どんどん「最初の自分」が見えなくなっていきます。・・王子さまは、レイヤーを重ねる前の「最初の自分」の象徴で…

創価学会・公明党の研究 自公連立政権の内在論理 中野潤

「世界」に寄稿した原稿を中心にまとめた一冊。