2021-06-04から1日間の記事一覧
2009年7月10日 第1刷発行 老妓抄 年々にわが悲しみは深くして いよよ華やぐいのちなりけり 解説をする工藤美代子によると、色っぽい小説を書く、おばちゃんだと昔は思っていたが、思い込みの強い虚構の世界を持ち続けてそれを放さなかった握力の強さに、この…
2015年10月25日 初版第1刷発行 巻末エッセイを書いた森村泰昌さんによると、無痛の時代である現代に対して、それでいいんですかと警鐘を鳴らしているのかもしれない、とあった。 最初、掲載されている絵画だけを眺めていた時は、この画家の絵はシュールでは…