2021-02-01から1ヶ月間の記事一覧
原題は「ペストの年の日誌」(日本では『ペスト』『疫病流行記』の訳題で)。 ルポタージュのようであり、小説のようでもあり。 『ロビンソン・クルーソー』の作者として知られるデフォーが1665年にロンドンで発生したペストに関する見聞を記録したもの。デ…
2021 新書大賞第1位 16万部突破 文句なく、内容的には、抜群に面白いです。多くの方にお薦めしています。 ただし構成的に難があると思います。最終章のある「バルセロナ宣言」、要は「気候緊急事態宣言」の内容は、冒頭に書いて欲しかったです。この本の冒…
うーん。難解でした。 ヨーロッパに8年留学して大哲学者に学んだ九鬼が「同質性」や「同一性」を重視するヨーロッパ哲学に対比する形で、日本独自の「異質」を描くために取り上げたのが、「いき」というテーマだというのですが、どうしても??となってしま…
2003年6月2日1版1刷 2007年10月17日1版10刷 ネットで、コンピュータの基本を学ぼうと、あれこれ探して初心者でも分かる本を買ってみたのですが、やっぱり基礎が全くないので、パラパラ見ているだけでは全然理解できません。やはり図解入りで超初心者用の本で…
表紙に「ハビトゥス、界(シャン)、文化資本ー。数々の強力無比な概念を駆使して、社会の仕組みを解剖してみせた、ブルデューの主著。なぜ階級格差は存続するのか、私はなぜ私なのか。精緻な理論が疾駆する社会学の金字塔を読みとく」とある。 最初に、この…
2018年3月29日 初版第1刷発行 緑川浩司 はじめに 西宮佑騎 My Way 未来を生きる君たちへ(Def Tech) すごく人気があったのにスグに解散したこと、その後、また活躍している こと、知りませんでした。「人間力」をキーワードに話されています。 柳 美里 福島…
2020年11月20日第1刷発行 漁師は獲ったナマコを生きたまま船で港へ持ち帰る際、その中に天敵のカニを一匹入れると言います。「食べられてしまうかもしれない」という緊張感がナマコの生命力を引き出すのだそうです。 なるほど。引き続き、 バックグランドが…
2020年12月10日発行 ドキッとするくだり 「いまや、新たな核軍拡の舞台は、東アジアなのですから。中ロ両国も、アメリカに対抗し、中距離核兵器の開発・配備を進めようとしています。その射程から見て、主な標的は日本です」 面白い・なるほどなあと思わせる…
2019年5月10日 第1刷発行 2019年5月30日 第2刷発行 はじめに 第1章 神話としての二党制 第2章 連立の政治学 第3章 非自民連立から自社さへ 第4章 自公政権の形成と発展 第5章 なぜ民主党政権は行きづまったのか 4 自公政権の復活 第6章 自公政権の…