100分de名著 夏目漱石スペシャル 西洋小説の形式と格闘した四作 「三四郎」「夢十夜」「道草」「明暗」 阿部正彦

第1回 『三四郎』と歩行のゆくえ

     成長物語としての『三四郎

第2回 『夢十夜』と不安な眼

     小説のルールから外れる『夢十夜

第3回 『道草』とお腹の具合

     『道草』はB級なのか?

第4回 『明暗』の「奥」にあるもの

     スパイ小説『明暗』

 

 漱石芥川龍之介が言文一致の難しさについて話したときに「やっぱりあいつはすごい」と話題になった人がいる。志賀直哉です(124p)

 

 そういった目で志賀直哉を読んだことはなかった。

 漱石の小説 見えないものを見る面白さにあるのかしら?

 やはりまだ小説を読むというのは難しい。