アメリカ、ブラジル、インド、ロシア、イギリス、スペイン、イタリア、ドイツ、中国の対策を概説した上で、「主要先進国および新興国の直接給付および所得保障政策の動向を整理して明らかになったことは、第１に、日本のように所得制限のない一律の現金給付を行なった国はないということ、第２に、雇用関係を維持した状態での失業給付金の支給事例が多かったこと、そして第３に、ヨーロッパ諸国にはパンデミックに対応できる既存の社会セーフティーネットや保険メカニズムが整っていたことである」として、締めくくられていた。
へー。新聞や本を読んでいるだけと、こういったまとまった知識はなかなか頭に入ってこなかったような気がする。
今月の世界は「特集１ ベーシックインカム・序章」を組んでいる。外のいくつかの論考にも目を通してみようかなと思う。
