2022年4月20日第1刷発行
帯封「3人の人気作家が『秘術』を公開 〇歴史をもっと楽しみたい 〇調べもの、資料整理のコツが知りたい 〇自分でも小説を書いてみたい 切絵図を持って街に出よう 時系列の整理は、エクセルを使う 歴史上の人物を一人称で書いてみる」「実体験に基づくヒントが満載 ・博物館で実物を見る ・好きな小説の構成を徹底的に分解してみる ・図書館をとことん使う ・歴史小説の目的は、『人間』を描いて感銘を与えること ・本は一期一会なのでケチらず買おう ・文章は素早く分かるのが一番 ・歴史解釈に100%の正解はない 他 WEBで開催され話題になった白熱講義を書籍化」
畠中恵の五箇条
・博物館で実物を見る
・古本は宝の山
・「切絵図」を持って街に出よう
・本は一期一会なのでケチらずに
・締切に間に合わせるのがプロ
門井慶喜
・図書館をとことん使う
・調べた結果をエクセルに書き込む
・資料は読破しなくてもいい
・文章は「素早く分かる」ものにする
・推敲は裏切らない
・職場にも学びのチャンスはある
・現地で歴史を体感する
・歴史解釈に100%の正解はない
・友人の厳しい一言がヒントに
・プロ=表現者の目+編集者の目
3人とも凄まじい読書量だし、それぞれ自分の道を究めている、って感じがする。生半可な気持ちで小説を書いたところで到底ものになるはずがないということを教えられた。退路を断たなければ決して小説家などにはなれない。しかも売れる小説を書き続けられる確率は極めて低いのだから、自分は小説家には向いていないことを教わった、という意味では有益な一冊でした。