禁酒セラピー 読むだけで絶対やめられる アレン・カー 阪本章子訳

平成14年8月1日初版発行 平成18年11月10日5版発行

 

帯封「お酒という迷路を抜け出す正確な地図」

表紙裏「すべての悩めるお酒飲みに贈る画期的な禁酒法 精神力はいらない 禁断症状がない 素面の時に読むこと ライフスタイルはそのまま 代用品不要 誰でもすぐにやめられる」

 

お酒=毒である。これを徹頭徹尾理解することができれば、本書を読み切り、最後の一杯を飲むことで、以後、酒断ちができる。という本である。少量のお酒=体に良い、というのは迷信である、ストレス解消できる、というのも迷信。最初の一杯を口にすれば、神経が麻痺して結局精神力でコントロールすることは不可能になる。精神力でコントロールすると思うのでなく、酒=毒である、酒=まずい、をきちんと理解していないからこそ、酒を口にしてしまうのだから、読み終わったら最後の一杯で、以後、死ぬまで酒を口にしないで、人生をハッピーに生きよう!という。恐らく賛否両論ある本だろうと思う。