ものの見方が変わる 座右の寓話 戸田智弘

5万部突破!古今東西語り継がれる人生の教え77。

宮崎駿監督が番組中で何度も発する言葉「めんどくさいっていう自分の気持ちとの戦いなんだよ」「大事なものは、たいていめんどくさい」(74p)

パスツールのワクチン発見の逸話(偶然の出来事を逃さない「聡明さ」と「創造的な広い心」をもっていること→たまたまではなく綿密かつ計画的に研究を進めた成果)

自責意識の人が集まった組織と他責意識の集まった組織の違い(94p)

岡田監督はしばしば「自分一人くらいさぼっても・・」は組織の崩壊を招く(97p)

「みんなでやろう」は当てにならない。「自分一人でもやる」その時は初めて現場は動き始める(100p)

原因追及思考と解決探索思考の2つの方法で問題に対処する(106p)

「つい効率を求める心(機心)が作物が喜んでいると感じる情感を衰えさせる」(131p)

科学は知識を増やす。しかし何をすべきかは教えてくれない。教えてくれないばかりか、人間が根源的に持っている大切なものをどんどん消失させている(意訳・175p。トルストイのテーゼ「反科学」から)。近代人は盲目の巨人である(哲学者レオ・シュトラウス)(175p)

ネガティブ・ヴィジュアリゼーション(193p)。大切にしているものを失った悪い事態を想像することで「自分はすでに幸福である」と確認するテクニック(「欲望について」ウィリアム・B・アーヴァイン著)。

節度とは、飽くなき快楽を追い求める快楽の奴隷になることではなく、快楽を自らコントロールする快楽の主人でいられるよう努めることだ(204p)。

1.01の365乗=37.78、0.99の365乗=0.026(日々1%だけ余分に努力を続けた人と手を抜いた人とでは1年間でここまで差がつく(221p)。

一生懸命と一生懸命やり過ぎるは違う(248p)。

「逃がした魚は雑魚」(302p)。

問題は、小さな労力で解消できそうなものを一番上に、その真逆を一番下に配列し、上から順に片づけていく。ストレスがたまる速度寄り、解決速度が上回るのでストレスが山積みになることはない(305p)。