2016-03-01から1ヶ月間の記事一覧
司馬遼太郎の4作品を題材に、司馬遼太郎が21世紀に生きる人々に何を伝えたかったのかを探る、司馬遼太郎入門書。自虐史観と揶揄されることもあるが、なかなか冷静に日本という国、日本人というDANを冷静に見ていた歴史小説家だと改めて思いました。この中で…
無意識に実践していたことが多いが、文章にして読むと、自覚的に実践できるので、文章を読むとことはやはり大事だ。中でも3秒の間を空けるというルールは、すぐに忘れてしまう癖があるので、特に気をつけたい。それ以外にも利き手のと反対の手で歯を磨くとか…
2016年第14回「このミステリーがすごい」大賞受賞作。アートとミステリーの掛け合い小説だが、書という分野のアートに関する知識が新鮮で、結構面白いです。手に汗握る感は残念ながらありませんが、タッチでいかようにも読者を一層ひきつける力をお持ちのよ…
小納言は役職名だから、清 小納言が正しいと思うのだが、一般的には清少納言とされているのはなぜなんだろう。それにしても大変博学な女性だったようだ。今からちょうど1000年前にこのような文学を残すというのは大変なことだ。 余りに有名な第1段。 春はあ…
あの過酷な状況の中で、14歳の少女が、ユーモアたっぷりに、日常を物語風に書き残す。そしてそれが後世に世の中に出るであろうことを期待し、それが世の中からどのように受け止められるであろうかについても分かっていたとすれば、一人の天才少女なんだとい…
今から約150年程前にダーウィンが表した名著の入門書。ダーウィンがウェッジッドの創業者の孫であるという趣旨の記載があったのに最初驚く。ダーウィン自身は人種差別の反対論者であるとのことである。一般的には弱肉強食の論理を説いた人というイメージ…