神の値段 一色さゆり

2016年第14回「このミステリーがすごい」大賞受賞作。アートとミステリーの掛け合い小説だが、書という分野のアートに関する知識が新鮮で、結構面白いです。手に汗握る感は残念ながらありませんが、タッチでいかようにも読者を一層ひきつける力をお持ちのようです。今後が楽しみな作家の一人です。まだかなりお若い(27か28歳)ようですし。