2024-07-01から1ヶ月間の記事一覧

仕事をつくる 私の履歴書 安藤忠雄

2022年8月9日第1刷 ・カーネギーは莫大な財を成した後、世界各地に二千五百もの図書館を寄付したという。敵うべくもないが、私も「こどもの本の森」を、中ノ島、岩田県・遠野、神戸にオープンさせた。お金も才能も後ろ盾も波がなくとも生きる目標・夢は必要…

真田騒動《上》恩田木工 池波正太郎

2017年6月10日発行 豊臣方についた真田昌行、幸村が次々と倒れる中、兄の信幸だけは家康方につき真田家を守った。家康亡き後、信幸は上田から信濃松代に国替えを申し渡され、藩祖信幸は善政を行い、家督を信政にゆずった。が信政が急死し、幕府は影を動いた…

帝王 私の履歴書 ジャック・ニクラウス 春原剛・訳

2006年8月24日1版1刷 ・1940年1月21日オハイオ州都コロンバス生まれ。自分にとって最も大切なものは家族で、次がゴルフ、三番目がビジネス、最後に個人的な趣味や楽しみだ。世界最強のアマチュア・ゴルファーとなった時、プロに転向するか迷った。プロとアマ…

阿寒に果つ《下》 渡辺淳一

1997年10月20日発行 第3章 ある若き記者の章 当時、純子の姉蘭子はこの記者の恋人だった。記者は独身だった。姉が来た時、カーネーションが部屋の外に置かれていたのが純子の仕業だと分かった時、高1の純子と関係を結んだ。純子は抵抗しなかった。蘭子が東…

阿寒に果つ《上》 渡辺淳一

1997年10月20日発行 巻末の小松伸六の解説によると、純子に実在したモデルがあったと思われるが、この場合には、純子のモデル考は不必要。渡辺氏は・・こうした氏の略歴を考えると、〈私〉には、やはり作者の青春前期の心情がこめられていると思う、とあった…

前田青邨せいそん(画家) 私の履歴書 文化人6

昭和58年12月2日1版1刷 ①図画だけが得意の学科だった少年時代 ②絵に専心する決意難く梶田塾の内弟子に ③初出品で入賞-青邨の雅号をもらう ④第1回文展-自信の作も見事落選 ⑤後援者原氏のこと。二人の先輩のこと ⑥教えを受けた日本画壇三師の思い出 ⑦懸命の…