2024-10-01から1ヶ月間の記事一覧

鹿鳴館の系譜《上》 近代日本文芸史誌 磯田光一

1997年10月20日発行 訳語「文学」の誕生 「文学」という言葉は「論語」先進第11の「文学、子遊、子夏」にまで遡行できるとするのが通説。孔門の四科「徳行」「言語」「政事」「文学」の一つに数えられる「文学」とは吉川幸次郎氏の注釈によれば、「学問、こ…

和田恒輔(富士電機製造相談役) 私の履歴書 経済人14

昭和55年12月2日1版1刷 昭和59年2月23日1版7刷 ①家運傾く中で母を失う―進学を決意する ②父に内緒で下関商業へー三先生の御恩 ③神戸高商入学―北海道で海運事情の調査 ④古河鉱業入社―内戦最中の中国へ初出張 ⑤販路開拓でインド駐在―欧米視察に随行 ⑥上海支店長…

林蔵の貌《四》 北方謙三

2004年5月20日発行 村垣定行はシーボルトの行状を探った。林蔵も野比秀麿からの指示でシーボルトを調べ会おうとしていた。高橋景保は林蔵をシーボルトに引き合わせた。重豪は林蔵に薩摩に入るよう命じた。シーボルトは内密に事を進めるに当たり重豪を相手と…

夫婦の世界(全16話)その1 2020年 脚本チュ・ヒョン

愛する夫と息子に囲まれて幸せな日々を送る女医ソヌ(キム・ヒエ)は、ある日出張帰りの夫テオのポケットに女性物リップクリームが入っていたのを見つける。夫のマフラーには別の女性の茶髪の毛がついてたり、更には夫の帰宅時間が1年前から午後5時だと女性秘書…

太陽の季節 石原慎太郎 芥川賞全集第5巻

第34回(1955年下半期)芥川龍之介賞を受賞 高校生の津川竜哉はボクシングに熱中する一方、仲間達と喧嘩や麻雀、女遊びを繰り返していた。ある日、竜哉は街でナンパした英子と関係を結んだ。最初竜哉の方が英子に夢中になり、英子が見知らぬ男といれば嫉妬し…

土井正治(住友化学工業会長) 私の履歴書 経済人14

昭和55年12月2日1版1刷 昭和59年2月23日1版7刷 ①武内宿彌から70代目―父母は若死に ②成績一番のチビ級長―テニスで鍛える ③叔父の家から平安中学へ―5年間首席 ④大谷法主の側近にー九条武子夫人を知る ⑤2か月の受験勉強で三高合格―親友たち ⑥東大で岸元総理と同…

茂木啓三郎(キッコーマン醤油社長) 私の履歴書 経済人14

昭和55年12月2日1版1刷 昭和59年2月23日1版7刷 ①九十九里の生まれ―気丈な母と兄と ②汽車通学―毎朝5時前には家を出る ③一橋大学時代―上田ゼミで人格形成 ④野田醤油に入社―労使関係の実態調査 ⑤野田醤油争議―一時は無警察状態に ⑥産業魂を提唱―二代目啓三郎を…

京城クリーチャー シーズン2 2024年(全7話) 監督チョン・ドンユン

現代に登場したテサンそっくりの男の名はホジェ(パク・ソジュン)。彼はヨンギルと共に不倫現場の証拠写真を撮って報酬を得る生活をしていた。ある日、間違えてホテルの一室に突入すると無惨な死体があった。その場にいた女性と乱闘になって女性を取り逃が…