2021-10-01から1ヶ月間の記事一覧
2015 年 9 月 28 日初版第 1 刷 1888 年に米国コロラド州南西部にリチャード・ウェザーリルとチャールズ・メイソンが発見した「メサ・ヴェルデ」(スペイン語で「緑の台地」という意味)。考古学者たちは 600 もの岩窟住居を発見した。一番大きな住居は「ク…
2021 年 9 月 15 日初版第 1 刷発行 地味な虫万歳!小さな虫万歳!われわれは、独創的な発明や、芸術的な細工や、たくみな組み合せを求めよう。しばしば誰からも忘れられている哀れな虫をたずねて見よう。そうしてかれらがしばしば行く場所に対して、いやな…
2010年6月第1刷 身長182センチ、体重94キロ、わらじの大きさ28センチ。大男。 1787年7月23日生(今の小田原市栢山かやま出身) たきぎを背負って本を読む金次郎の像しか思い浮かばなかったが、大人になった後、借金だらけの武家や藩を立て直し(家老・服部十…
2019年10月20日第1刷発行 早歩きとゆっくり歩行を繰り返すインターバル速歩を5か月続ければ体力が最大20%向上し、生活習慣病の症状も20%改善することが明らかになっている。速歩3分、ゆっくり歩行3分を繰り返し、これを一日5セット、週4日以上を目標とする…
2014年8月25日初版第1刷発行 1879年3月14日、ユダヤ系ドイツ人として、ドイツ・ウルムで生まれる。小さい頃からバイオリンを習う。集団教育に馴染めない偏屈な小学校時代。ギムナジウムで数学の成績を伸ばし、13歳でカントの哲学、物理学者マッハの本を読み…
2007年11月20日第1刷発行 2019年2月20日第11刷発行 トロッコ(大正11年2月) 小学生の時だったか、教科書に載っていたように思う。子どもたちだけでトロッコを動かそうとして車輪が「ごろり」と音を出して動き出した場面。大人と一緒にトロッコに乗って遠い…
2019年7月17日第1刷発行 古代 第1章 リーダー誕生の時代 ハンムラビ(メソポタミア統一) ハトシェプスト(エジプトの男装女王) ソクラテス(無知の知) ヘラクレイトス(万物は流転する) アレクサンドロス大王(世界帝国を築く) アショーカ(インド統一…
2014 年 8 月 25 日 初版第 1 刷発行 イギリス・グランサム(この地域の最も著名な人物はアイザック・ニュートン)出身で食料品店の娘だったマーガレット。メソジスト派教会の両親の下で敬虔なキリスト教徒として育てられ、最年少の市会議員に当選しゆくゆく…
2014 年 8 月 6 日 初版第 1 刷発行 第1部 生い立ちから学生時代まで 第1章 名前の由来 『大学』「苟(つつ)ミテ日ニ新タニ、日日ニ新タニ、又日ニ新タナリ」から小学校の塚原浅茅(あさち)が取った名。 長野県茅野市にて、農業のかたわら、助教を務めた…
昭和27年9月30日発行 平成7年6月15日98刷改版 平成25年6月10日127刷 長く読み継がれているカミュの代表作。 裏表紙に、実に簡潔にストーリーがよくまとめられている。「母の死の翌日海水浴に行き、女と関係を結び、映画をみて笑いころげ、友人の女出入りに関…
2021年8月11日 第1刷発行 まえがき 第1章 アルジェの青春―太陽と死の誘惑 第2章 闘う新聞記者―現実へのコミットメント 第3章 衝撃の作家デビューー『異邦人』の世界 『異邦人』という小説のあらすじを追っても仕方がない。 筆者は、小説に込められた「不…
第1回 群衆心理のメカニズム 群衆心理の5つの特性・傾向 ① 衝動的で、動揺しやすく、昂奮しやすい ② 暗示を受けやすく、物事を軽々しく信じる性質 ③ 感情が誇張的で、単純であること ④ 偏狭さと横暴さと保守的傾向第2回 「単純化」が社会を覆う 群衆は正…
2016年9月初版第1刷発行 紀元前44年3月15日、軍人から政治家になり、いよいよ皇帝になる、その日、まさにこれからというタイミングで、シーザーは、議事堂の中で、反対派から刃を次から次へと突き刺され、しかも我が子のごとく愛情を注いできたブルータスか…
1990年9月25日第1刷 1995年7月10日第4刷 呉承恩は1500-1582 明代の詩人、作家。 花果山の頂きにある大石から生まれた卵から誕生した石ザル。仙人に孫悟空と名付けられる。仙人が弟子に与えた呼び名のうち、石ザルは10番目の「悟」にあたるので、「悟空」とな…
2014 年 12 月 20 日 初版第 1 刷発行 2012 年 10 月。建てられた当時のままに復原された東京駅。設計したのは日本の近代建築を開いた辰野金吾。金吾は江戸が間もなく終わりを告げる 1854 年の佐賀県唐津市に下級武士の子として生まれ、体も小さく自信なげな…
2021年5月20日第1刷発行 表紙裏の一部。 「十代から仏典に触れ、パリで研究する一方で、仏教国ブータンに長年生活し、チベット仏教の薫陶を受けた著者の、六十年余におよぶ原典研究と思索から描かれたブッダのユマニスム的プラス思考の人生観」。 はじめに、…
2000年9月5日初版 2011年11月1日33刷 数学嫌いの少年ロバートの夢の中に出てくる、「数の悪魔」が、夢の中で少年をレッスンする。1、0、素数、無理数(√)、フィボナッチ数、パスカルの三角形、順列・組み合わせ、無限と収束、オイラ―の公式、嘘つきのパラ…
昭和28年8月25日第1刷発行 昭和42年3月16日第17刷改版発行 昭和48年7月20日第27刷発行 方法序説 著者の理性を正しく導き、もろもろの学問において真理を求めるための 解題について訳者が5頁にわたって解説した後、本文は第1部から第6部までで構成されてお…
2016年3月初版 2020年3月第5刷 父豊田佐吉。豊田自動織機製作所の創設者。喜一郎1894年6月11日誕生。私立明倫高校(県立明和高校)、仙台第2高等学校、東京帝国大学工学部卒業後に法学部に入学。27歳でアメリカ、ヨーロッパを視察し、帰国後、自動織機で働き…
2015年10月27日初版第1刷 1911年に米国歴史学者ハイラム・ビンガムにより発見された「マチュ・チピュ」(インカの言葉で「老いた山」「老いた峰」という意味)。標高2500メートルの高さに石造りの堅固な建造物が密集する。神殿や宮殿があり、5メートルの城壁…
2021年3月 初版第1刷発行 東京大学理学部化学科を卒業後、大学院に入るも退学して、高等師範学校の教師を務めた後、32歳で東京帝国大学助教授となり、35歳でドイツへ留学し、後にノーベル賞を受賞するストワルド教授に師事する。37歳でロンドンで夏目漱石と…
昭和 11 年 2 月 10 日発行 昭和 13 年 5 月 10 日第 7 刷発行 救われない人達がいる。どん底にいる人達がそこから這い上がろうとして画策するも、結局、人の道に反することをすれば、這い上がることは結局できない。そんな虚しさが残る。このような戯曲が演…
2008 年 12 月 10 日第 1 刷発行 私の個人主義-大正 3 年 11 月 25 日学習院輔仁会において述- 有名な漱石の言葉の出典を探り当てた。 「何かに打ち当るまで行くという事は、学問をする人、教育を受ける人が、生涯の仕事としても、あるいは十年二十年の仕…
2006年8月5日第1刷発行 漱石を読んできた私にとって、この本は、漱石の小説をどう読むべきかを振り返るのに有益でした。著者は「天才の理由その1」で、漱石は「日本人にとっての近代的自己とは?」「恋とは?」「死生観とは?」といった近代日本人にとって…
2021年9月20日発行 第1章 英雄であり、残忍な支配者 リー・クアンユー 福田赳夫と「銀の御所車」 77年8月、福田ドクトリン演説が行われ、3つの原則が表明される。 1日本は平和に徹し軍事大国にならないと決意する 2真の友人として「心と心」の触れあう相…
2012年7月14日第1刷発行 2012年7月24日第2刷発行 フランスの科学者。1623年6月19日生まれ。19歳で史上初の計算機を発明、23歳でヘクトパスカルにその名を残し、30歳でパスカルの原理発見。39歳で病死。夭折した若き天才の1人。人間は考える葦、パスカルの賭…
2021年9月10日初版第1刷発行 今、まさに激動の時代を迎えている。特にコロナ禍で様々な分野のデジタル化が進み、社会の基幹構造が劇的に変わろうとしている。その変化を読み解くキーワードとして「ESG」を著者は指摘する。特にアメリカのアップルやテスラ等…
2002年3月15日初版発行 毎日最低5時間は走る。「スタート地点に立ったとき、これまで走ってきた距離にくらべれば、あとたった42キロ走ればいいんだと思うんです」 この言葉を読んだとき、衝撃が走った。何を当たり前とするかという問題はとても大事なことだ…
2018年5月初版第1刷発行 7回目のソチオリンピックでラージヒルにて遂に銀メダル。41歳8か月。団体戦でも銅メダル獲得。その年のW杯でも41歳7か月で優勝。 若い頃からとても貧乏で苦労していた(スーパーはつけで払っていたし、明日のお米がないこともあった…
2018 年 11 月 初版第 1 刷発行 前回の平昌オリンピックで、カーリング女子の「もぐもぐタイム」や北海道弁の「そだねー」が流行語になるなど、大きな話題となり、試合においても最後の最後でイギリスとの接戦を制して銅メダルを獲得した感動は多くの人が共…