葛西紀明 不屈のレジェンド 師岡亮子

2018年5月初版第1刷発行

 

7回目のソチオリンピックラージヒルにて遂に銀メダル。41歳8か月。団体戦でも銅メダル獲得。その年のW杯でも41歳7か月で優勝。

若い頃からとても貧乏で苦労していた(スーパーはつけで払っていたし、明日のお米がないこともあった)とのこと。若い頃に徹底的に基礎体力をつけたことが後にレジェンドと呼ばれるにふさわしい心技体を得た。イメージトレーニングを大事にし、本番は無心で飛ぶ。2016年には個人戦500試合出場を果たす。20年はかかる大記録だそうです。そして8回連続8度目の平昌オリンピックには開会式旗手として登場。試合ではいいところがなかったが、それでもそもそも45歳8か月で出場していること自体が凄い。2022年北京オリンピックでは49歳になっている葛西選手。北京五輪出場を目指してまだ日々努力を続けている。歳をとっても若々しく目標を見つめ続け、努力し続ける姿は、見習いたい。