2025-09-01から1ヶ月間の記事一覧
2013年11月25日第1刷 裏表紙「御一新から10年。武士という身分を失い、根津遊廓の美仙楼で客引きとなった定九郎。自分の行く先が見えず、空虚の中、日々をやり過ごす。苦界に身をおきながら、凛とした佇まいを崩さない人気花魁、小野菊。美仙楼を命がけで守…
平成18年9月1日発行 平成26年5月5日10刷 表紙裏「安全保障の重要性を誰よりも知っていたハドリアヌスは、治世の大半を使って帝国の辺境を視察し続け、帝国の防衛体制を盤石なものとした。しかしその責務を無事終えローマに戻ったハドリアヌスは、…
2013年3月1日発行 帯「残虐な歴史の根源へ 社会変革の夢は、なぜ無限の虐殺に堕し果てたのか?気鋭ジャーナリストが人間への根源の問いを抱えて、ポル・ポト派主要幹部に対峙した。人類史の悪夢をあばく類例のない証言。」「理想に燃えたインテリたちが、残…
平成17年9月1日発行 平成30年8月5日10刷 表紙裏「トライアヌスの後を継ぎ皇帝となったハドリアヌスは、就任直後、先帝の重臣を粛清し、市民の信頼を失っていた。しかし大胆な政策や改革を実施することにより人気を回復。そして皇帝不在でも機能す…
2019年6月30日第1刷 裏表紙「2018年発行の文芸誌に発表された200余の歴史・時代小説の短編から、これぞ傑作の太鼓判を押す11編を収録。大食い競いの顛末から徳川初期の時代性を映し出す吉川永青『一生の食』に始まり、幕末の世を舞台に武家の妻女の切ない恋…
2024年7月17日第1版第1刷発行 今日、純日本風の家屋を建てて住もうとすると、電気や瓦斯や水道等の取附けに苦心し、ン本座敷と調和するよう工夫を凝らす風がある。私も大金を投じて家を建てた時、暖房に苦心した。浴槽と厠にも困った。厠は閑寂な壁と清楚な…
2024年5月20日発行 五 隠れる…本郷菊坂 父が逝って困らない金を相続した耕吉がふらふらした生活をした後に茗荷谷で一軒の小さな家を緒方という老人から分割払いで買う。ある時毎夜欲情の声を立てる猫に怒りで石を投げつけると顔面に直撃した。緒方から紹介さ…
平成18年9月1日発行 平成26年1月10日9刷 表紙裏「紀元二世紀、同時代人さえ『黄金の世紀』と呼んだ全盛期をローマにもたらしたのは、トライアヌス、ハドリアヌス、アントニヌス・ピウスの三皇帝だった。初の属州出身皇帝となったトライアヌスは、…
2008年5月30日発行 2008年7月25日2刷 帯「彼に惹かれてゆく、夫を愛しているのに-廃墟の多く残る静かな島を舞台に描く、美しい切なさに満ちた長篇恋愛小説」「静かな島で、夫と穏やかで幸福な日々を送るセイの前に、ある日、一人の男が現れる。夫を深く愛し…
2024年5月20日発行 一 染井の桜…巣鴨染井 元は御家人だった得造は武士を捨て植木屋に弟子入りし、桜の研究に没頭し、江戸彼岸と大島桜を掛け合わせた変わり咲きの桜「吉野桜」を作り、「移ろうから、儚いから、美しい」と評判となる。彼は自分が生みだした桜…
平成17年9月1日発行 平成30年8月5日10刷 表紙裏「ヴェスパシアヌスの長男として皇位に就いたティトゥスは誠実を身上とし、ヴェスヴィオ山の噴火によるポンペイの全滅、そして首都ローマの火災という惨事にも対策を怠らなかった。しかし、不運にも…
森下くるみ(成田梨紗)がAV監督のインタビューを受けながら、下着姿になり、ブラを外してパンティを脱いで全裸になる。どこが一番感じるか?と聞かれ、首が一番感じると答える。話は遡る。街角でスカウトマンに声をかけられ名刺を受け取った18歳のくるみは…
2006年12月10日第1刷 2015年8月25日第17刷 裏表紙「秋田の貧しい小作農に生まれた富治は、伝統のマタギを生業とし、獣を狩る喜びを知るが、地主の1人娘と恋に落ち、村を追われる。鉱山で働くものの山と狩猟への思いは断ち切れず、再びマタギとして生きる。失…
平成17年9月1日発行 平成30年8月5日11刷 表紙裏「三人の皇帝が相次いで倒れ、帝政ローマの統治機構に制度疲労が生じ始めていた頃、それを裏付けるように、辺境で異民族の反乱が勃発した。西方のゲルマン系ガリア人が独立を宣言したのだ。一方、東…
令和5年1月20日初版第1刷発行 帯封「建設会社のパワハラ疑惑と内部対立、選挙の汚れた裏側… 結婚間近の花嫁は、なぜ悲劇に見舞われたのか? 一介の窓口係が、天下り社長に物申す! ドラマ化された話題作『多加賀主水』シリーズ初のスピンオフ作品!」 裏表紙…
平成17年9月1日発行 表紙裏「失政を重ね帝国に混乱をもたらしたネロが自死した翌年(紀元69年)、ローマには3人の皇帝が現れては消えた。ガルバ、オトー、そしてヴィテリウス。初代皇帝アウグストゥスの血統ではない彼らに帝国の命運が託されたが、傲岸…
2022年1月30日第1刷発行 帯封「敗戦 占領 財産没収―東条英機、吉田茂、マックァーサーらとの運命的な関わり、そして存亡の危機に財閥総帥が夢見た祖国の未来とは!? 疲弊した現代日本を逆照射する歴史経済巨編!」「『日本が戦争に負けた時、GHQという占領軍が…
平成17年9月1日発行 平成26年6月15日12刷 表紙裏「紀元54年、皇帝クラウディウスは妻アグリッピーナの野望の犠牲となり死亡。養子ネロがわずか16歳で皇帝となる。後に『国家の敵』と断罪される、ローマ帝国史上最も悪名高き皇帝の誕生だった。若…
2021年7月20日第1刷 裏表紙「“日本一の嫌われ者”石田三成とは、いかなる人物だったのか―。豊臣秀吉の下、随一の頭脳派武将として辣腕を振るった彼は、死後四百年経った現在でも評価が大きくわかれる。秀吉との出会い「三献茶」から関ヶ原での敗北に至るまで…
2019年6月10日発行 花まんま 妹のフミ子が生まれた時、まだ3歳だった俺だが、お父ちゃんは尋常ならぬ喜びを全身で表し、俺と一緒にバンザイをした。そのお父ちゃんが早死にして、お母さんが女の細腕一つで俺とフミ子を一生懸命育ててくれた。フミ子はある時…
平成17年9月1日発行 平成26年6月15日12刷 表紙裏「50歳まで歴史家として生きてきたクラウディウスは、突然のカリグラの死により、帝位を継承することになった。カリグラは、わずか4年の在位の間に、健全だった財政と外政をことごとく破綻させてい…
ベビーシッターの橘紗智子(佐々木希)はピアニストの花井麗奈(渋谷凪咲)の自宅を訪ね、麗奈の赤ちゃんのこころのベビーシッターの応募面接を受けた。麗奈は紗智子を落とすつもりだったが、紗智子は必死に食い下がり彼女を採用した。紗智子の本名は坂東幸…
2019年6月10日発行 トカビの夜 トカビ(トッケビとも言われる)は朝鮮のお化け。いたずらばっかりする小鬼。ユキオの友達だった朝鮮人の少年チュンホが病弱で亡くなると、近所にチュンホの幽霊が頻繁に出るようになる。チュンホの祖母ハルモニがチョンホがト…
平成17年9月1日発行 平成26年6月15日12刷 表紙裏「二代皇帝ティベリウスは、隠遁後もカプリからローマ帝国を統治し続け、皇帝としての職責を完璧に全うした。国体は盤石となり、それを受け継いだ幸運な皇帝が、カリグラだった。紀元37年、すべて…
2025年2月20日第1版第1刷 目次 はじめに 第1章 若手社員の本音と実情 ~彼らが辞める「まさか」の理由 若手が辞める要因は、お金でも人間関係でもない 若手の希望を叶えるだけでは離職防止にならない 第2章 的外れな離職防止策を正す ~企業が陥る負のスパイ…
2023年3月15日第1版第1刷発行 帯封「憎まれて世を渡れ! 福澤諭吉の娘婿にして、相場の天才だった男は、関西電力・中部電力の礎を築き、『電力王』と呼ばれた-。華々しい経歴の一方で、悪評も多かった稀代の実業家の生涯に迫る歴史小説」「日本の電力事業の…
平成17年9月1日発行 平成26年6月15日12刷 表紙裏「帝政を構築した初代皇帝アウグストゥス。その後に続いた、ティベリウス、カリグラ、クラウディウス、ネロの四皇帝は、庶民からは痛罵を浴び、タキトゥスをはじめとする史家からも手厳しく批判さ…
多額の借金で首が回らなくなったペ・ジンス(リュ・ジュンヨル)は漢江に飛び込み自殺をしようとする。その矢先、ポケットの携帯電話が鳴り、確認すると口座に100万ウォンが振り込まれていた。次々のメッセージと共に100万ウォンが振り込まれ、アッという間…
2022年8月26日第1版第1刷発行 表紙「糖尿病の疑いがあると言われたら? なぜ糖尿病になった? 糖尿病を放っておいたらどうなる? 治療で糖尿病は治る? 治療費は幾らぐらい? 薬は一生飲み続ける? 三日坊主でも治療を続けられる? 健康食品やサプリの効果は…
2015年9月10日第1刷 裏表紙「敵対していた信長が没して不安から解放された等伯だが、その後も永徳を頭とする狩野派との対立、心の師・千利休の自刃、息子の死など、たび重なる悲劇に見舞われる。窮地に立たされながら、それでも己の道を信じた彼が、最後にた…