2014-12-14から1日間の記事一覧

気骨の判決 東条英機と闘った裁判官 清永聡

大審院第三民事部の裁判長の吉田久は、昭和20年3月、翼賛選挙を無効だとする判決を、命がけで言い渡し、その4日後、職を去っていた。当時の時代状況(戦争の真っ只中)を考えるとき、勇気ある、また裁判官の独立を勝ち取った、余りにも著名な判決であるはず…