2023-07-06から1日間の記事一覧

親鸞 激動篇(下) 五木寛之

2012年1月14日第1刷発行 恵信と平和な日々を暮らす。長男良信と次男明信が誕生。施療所には法螺房弁才が医師としてやって来る。4年8か月経って、法然が京に戻ることが許されるとの報とともに親鸞にも赦免状が届く。その矢先、上人の訃報が届く。親鸞は、自…

日本故事物語1 特選生きる心の糧 池田弥三郎

2015年4月30日発行 例えば、「阿漕が浦」を取り上げてみる。 落語の「西行」の話を紹介した後、染殿が「阿漕であろう」と言ったのは、 伊勢の海 阿漕が浦にひく網も、度重なれば、あらわれにけり という古歌の心で、度重なっては浮名が立とうということだっ…