創価学会と平和主義 佐藤優

公明党が賛成した集団的自衛権。しかしそれは”名ばかり”のものにすぎない。閣議決定を骨抜きにしたのは、創価学会の平和主義だった。
 
創価学会が、モンテスキューのいう中間団体という指摘は、面白い。
創価学会の課題として指摘している①ドクトリン形成と②排外主義の超克という観点もなるほどとうなづける。
 
プロテスタントである筆者ならではの理解であるため、多角的に分析されており、知的啓発をとても受ける。