2017-09-01から1ヶ月間の記事一覧

蛍川 宮本輝

芥川賞。ませた男の子が主人公。富山の描写が細かい。「雪」「桜」「螢」の3章に分かれているが、一貫してどんよりとした暗さがある。

林修の仕事原論 壁を破る37の方法

PART1 仕事といかに向き合うか PRAT2 必ず結果を出す人の「対人力」 PRAT3 すべてを勝ち負けで考える PRAT4 自己演出と自己管理の方法 平易な言葉で分かりやすく書いてあるところには共感が持てます。 ただもう少しピリッといかしたキャッチフレーズが随…

AI時代の人生戦略 「STEAM」が最強の武器である 成毛眞 堀江貴文vs鈴木寛(文科省大臣補佐官)

サイエンス(科学)の「S」 テクノロジー(技術)の「T」 エンジニアリグ(工学)の「E」 マセマティックス(数学)の「M」 それにアート(芸術)の「A」を付け加えて、STEAM オバマ時代、大統領科学技術諮問委員会が、今から5年程前に「STEMの分野で学位を…

泥の河 宮本輝

太宰治賞(1977年発表)。作者30歳。最初はずぶの素人として登場。とても暗い作品でした。戦後から10年程した時代の、社会の底辺を生きる母子家庭の子どもたちが余りに理不尽な人生を歩くことを余儀なくされている描写がとても生々しい。せっかく友達になっ…

死ぬほど読書 丹羽宇一郎

法隆寺金堂や薬師寺混同を再建した宮大工の西岡常一氏の「木のいのち木のこころ」に「堂塔の木組みは寸法で組まず、癖で組め」とあるそうだ(144p)。 「認めて」「任せて」「ほめる」という部下を育てる3の基本原則(146p)。 心にシワが多い人は…