死ぬほど読書 丹羽宇一郎

法隆寺金堂や薬師寺混同を再建した宮大工の西岡常一氏の「木のいのち木のこころ」に「堂塔の木組みは寸法で組まず、癖で組め」とあるそうだ(144p)。
「認めて」「任せて」「ほめる」という部下を育てる3の基本原則(146p)。
心にシワが多い人は、人と向き合ったとき、相手の心のシワがどのくらいあるのかがわかります(148p)。
空気をどう扱うか、どう読むか、どう対応するか、その都度、その都度、自らの心、良心に従い、柔軟に考え、行動していく力を持つことが、動物の血が抜けきれない人間としての最大の幸せではないでしょうか(181p)。