乱気流 小説・巨大経済新聞(上)高杉良

読んだ当時から、これ訴えられるんじゃない?と思っていたら、案の定、裁判が起こされたみたい。原告が一部勝訴したようだけど、被告としてはスラップ訴訟であることについて、世の大半は理解してくれたと受けとめているような。しかし、この手のモデル小説で、事実が虚実織り交ぜられている場合に、どういうふうに判断すべきかという問題は難しいなあ。