エンドロール 鏑木蓮

第2次大戦中に生き残れることができた人達が,その後も生き続け,今は老人となって,独りで死んでいくというストーリのため,「孤独死」がテーマのように扱われている。
*「人って生きたようにしか,死ねないっていうじゃないですか」この言葉がもっとも印象的だと思います(ハヤカワ文庫249ページ)。
ちなみにさわや書店が2011年年間ベスト作品文芸書第1位に選ばれたらしい。