当時は知らない人がいないというほどの国民的人気があった人物だったそうだ。それがなぜ現代人はあまり知らないのだろうか(そこには一定の思惑・背景があったと想像する以外にない)。
大隈重信を暗殺しようとした来島恒喜が自決したため、頭山は罪に問われず、
不平等条約の改正も中止になったという。「無私」の精神の手本として
頭山満の伝記を
杉浦重剛(帝王倫理を受け持っていた教育係だそうだ)が献上することにしたほどの人物とあって、なおさらびっくり。西郷の死後に西郷宅を訪ねて精神を学びに行っている。今西郷と評されていたとも。「大西郷遺訓」はまだ読んでいないので、一度学びたいと思う。