握る男 原宏一

最近、読んだ小説の中では、一番面白い。鮨屋から丁稚からスタートして、客層(格)を意識して、プラシーボ効果(100点の魚は3割あればいい、後は80点でも100点になる)を説き、果ては、食で日本制圧したかと思いきや、転落の人生。そしてジ・エンド。