セルビアとスロベニア間の戦闘では、介入がなかったので、互いの立場を認めあい、スロベニアは戦争終了後、全く戦闘しなかった。これに対し、セルビアがクロアチアと戦った際はドイツが介入し、クロアチアの独立を承認してしまったので、合意できず、戦闘が長引いてしまっている。
戦争は人々にその過程で疲弊をもたらすために行われる。戦争が終わるのは、資源や資産がつき、人びとが枯渇し、国庫が空になった時だ。(冒頭の要約)
戦術のレベルで大勝利を収めても、戦略のレベルで負けてしまえば、ゼロになる。
同盟と調略こそ「戦略」的発想であり、勝利をもたらす秘訣だという。
戦略的発想を磨かなければらならない。