2023-08-13から1日間の記事一覧

一絃の琴《上》 宮尾登美子

昭和59年10月10日発行 ネットによると、この本は、土佐藩を舞台に、二人の実在の人物をモデルとして、弦が一本のみの一絃琴の普及に貢献した苗(島田勝子)と、弟子で人間国宝となった蘭子(秋沢久寿栄)の人生を描いたもの。直木賞(第80回)受賞作品。 前…

星落ちて、なお 澤田瞳子

2021年5月15日第1刷発行 2021年7月20日第2刷発行 帯封「第165回直木賞受賞作 家族ってなんだ?と思わず我が身を振り返ること必至。偉大すぎる父親を持ってしまった河鍋とよの一代記」「画鬼・河鍋暁斎を父に持った娘とよの数奇な人生とは-不世出の絵師、河…

服従 ミシェル・ウェルベック 大塚桃=訳

2017年4月30日初版発行 裏表紙「二〇二二年仏大統領選。極右・国民戦線マリーヌ・ル・ペンと、穏健イスラーム政党党首が決選に挑む。しかし各地の投票所でテロが発生。国全体に報道管制が敷かれ、パリ第三大学教員のぼくは、若く美しい恋人と別れてパリを後…