2023-11-03から1日間の記事一覧

道誉なり 北方謙三(その2)

1995年12月7日初版発行 道誉は義詮がいる鎌倉に向かった。戦はまだ続いており、後醍醐帝の崩御後、吉野では次の帝を立てた。直義の鎌倉での政事は北条高時が執権だったころと似ていた。直義は公平で峻烈でさえあったが、北条の幕府の機構を超えてはいなかっ…

道誉なり 北方謙三

1995年12月7日初版発行 道誉は柏原城西に本陣を構えた。六波羅探題は京を捨て、仲時は近江に逃げ込んだ。大覚寺統の後醍醐帝は伯耆船上山にあった。二股をかけていた高氏は名越高家が赤松勢に討たれた時に肚を決めた。道誉は太平寺に行った。そこには光厳帝…

スーチーさんのいる国 ビルマと日本の接点 早乙女勝元編

1996年7月26日初版発行 目次 1 スーチーさんに会えるかも 2 「死の鉄路」とビルマ人労務者 3 ロンジー姿の人々の町 4 アウンサン将軍とスーチーさんのメモ 5 対話は過去・現在・未来へと 6 スーチーさん、お元気で あとがき ・平成8年と言えば今から…