平成攘夷論 小林よしのり 2007年7月15日

あえてオルグしているような本になっている気がする。現状認識として説得的な部分とそうでない部分が混在しているうえ、結構危険な言葉が使われている。摩擦回避の事なかれ主義をいまこそ捨てよ、「攘夷」の気概なき「友好」は単なる「隷属」にすぎないと知れ!との言葉は、果たして多くの人たち、特に今の若い人たちにどのように響くのだろうか。