データ分析の力 因果関係に迫る思考法 伊藤光一郎

サントリー学芸賞(政治・経済部門)、日経・経済図書文化賞、W受賞!

①ランダム化比較試験(RCT) 介入グループと比較グループをランダムに分けて、十分なサンプル数を振り分けることにより因果関係をデータ分析により明らかにすることができる。但し費用・労力・時間等のコストがかかる。
②RDデザイン 境界線に着目した分析手法
③集積分
④平行トレンドの仮定が成り立つ場合のデータ分析
エビデンスに基づく政策形成の重要性
⑥税込み価格表示は売り上げを8%下げるという事実の持つ意味

というような感じで、データ分析の入門・入口を分かりやすく数式を使わずに説明してくれている、初心者にはありがたい本だと思います。