2023-10-29から1日間の記事一覧

夏草の賦《二》 司馬遼太郎

2017年6月10日発行 一条家の当主兼定は美しい菜々に伽を求め、これを断って逃げた菜々を匿った土居宗珊は兼定に刺し殺された。これを理由に元親は一条家の老臣をして兼定を追放させ、しかも老臣たちにあらぬ噂を流して自害ないし病死させた。土佐の平定を果…

夏草の賦《一》 司馬遼太郎

2017年6月10日発行 美濃の字侍の出で織田家の侍の斎藤内蔵助利光の妹菜々は織田家中でも一番の美貌といわれた。斎藤利光の隣人明智光秀から、この頃はまだ数郡を切り取った小領主にすぎなかったがゆくゆくは四国を併呑し天下を望もうとしていた土佐の長曾我…

オペラ座の怪人 ガストン・ルルー/村松定史 訳

1996年7月17日第1刷発行 2011年6月6日第9刷発行 裏表紙「オペラ座での公演中、美しい歌い手クリスチーヌが、怪人にさらわれました。クリスチーヌの恋人ラウルは、クリスチーヌを助けだそうとするうちに、さまざまな謎がとけていきます。なんと、怪人は音楽の…