100文字でわかる日本地図 青山佾

2008年2月17日初版第1刷発行

 

表紙裏「今、知っておきたい『日本の情報』を集結! 地球上で起きる地震の1割は、なんとこの日本で起きている! それは地球の表面を覆っている10数枚のプレート(厚い岩いた)のうち、4枚が日本列島でぶつかっているためだ。その他、日本でも進行している地球温暖化や、『ゆとり教育』の撤廃でゆらぐ教育問題、さらにここ10年で明確になった都市部と地方の格差問題、世界遺産入りした建造物や自然…。政治・経済から文化・自然・生活まで、日本をめぐるトピックスを完全網羅。日本に暮らすすべての人々に、短時間で有益な情報をお届けする!」

 

目次

Section1 日本の自然・環境 世界に冠たる省エネルギー立国・日本

(多様性に富む日本の自然/3つに大別される日本の気候 ほか)

Section2 日本の生活・文化 成熟段階に達した日本

(日本が誇る世界遺産/ゆらぐ日本の教育 ほか)

Section3 日本の政治・経済 ものづくりの国・日本が目指し技術立国

(日本の領土問題/日本各地に存在する米軍 ほか)

Section4 日本の産業 インフラ整備に徹し切れない政府

(日本の産業別労働人口/日本の輸入と輸出 ほか)

Section5 日本の社会・制度 課題は次世代につながる社会資本づくり

(日本の道路交通/日本の鉄道交通 ほか)

 

東京都庁に入庁し、経済局、高齢福祉部長、計画部長などを経て、99年から2003年までの4年間、東京都副知事として、石原慎太郎知事のもとで危機管理・防災・都市構造・財政等を担当。

 

・「国産」うなぎは本当に国産か?

 中国産うなぎから抗菌剤が検出された事件を受け、店頭で急増した国産うなぎ。これにはカラクリがある。じつは、産地を問わず蒲焼への加工が国内なら、「国産」と表示してもよいのだ。

・日本の領土問題

 沖ノ鳥島は1988年以降、コンクリートでの補強工事が行われた。2004年以降、中国は同島は「島」ではなく「岩」で、日本の領土ではないと主張し係争している。

・温泉ベスト3は、草津、湯布院、登別。黒川(熊本)、指宿(鹿児島)、道後(愛媛)、別府(大分)も上位。

・この本の出版当時は米の収穫量ナンバー1は北海道で、2位は新潟。でも今1位は新潟で北海道は2位では?

・日本にも民営刑務所が2007年5月に山口県美祢市でオープンしている。官民共同で運営され、鉄格子がない。

・医師の数は西日本が多い。徳島、京都、鳥取・河内。最低が埼玉。

 

古い本なので、データが古い。最新のデータをアップデートしねばなるまい。