ソナはカン判事にガオンも暴徒に襲われそうになっている動画を見せ、カン判事は腹部の出血口を押さえながら仲間達と会い、他の協力者も拉致されていることを知る。カン判事はガオンを助けるためにスヒョンに連絡を取る。スヒョンは現場に乗り込み、ガオンの救出に成功する。姪エリヤを心配したカン判事は急いで自宅に戻るが、ソナは既に自宅でエリヤと一緒にいた。財団の理事会メンバーたちに利用されているとガオンから注意を受けたオ・ジンジュ裁判官はガオンが言う話が本当か確かめるために貧民街に出向き、暴動の場面を見てガオンの言っていたことが正しかったとショックを受ける。大統領はカン判事の国民参加裁判を廃止し、オ裁判官をトップに据えた非常事態裁判を結成しようとしたが、オ裁判官は大統領には協力しない。スヒョンがガオンを心配して貧民街に現れるが、スヒョンはガオンの目の前で息を引き取る。スヒョンは生前、聖堂の火災事件を調べ、行方の知れなかったヨセプの居場所を突き止めていた。カン判事は暴動の中心者チュンシクを再び公開法廷で裁く。ウイルスが貧民街に蔓延しているとの話が本当か専門家に意見を聞くと、ウイルスが確認できていないことを突き止めたカン判事は専門家に証言してもらう予定だったが、証言の当日、専門家が亡くなる。カン判事はチュンシクに死刑を求刑することで、黒幕を暴こうとするが、チュンシクは自分が勝手にやったことだと言い張り、黒幕を明かさない。大統領はチュンシクと面会して口裏合わせをし、貧民街にウイルスをばら撒く計画を実行しようとした。死刑を阻止すると約束した大統領だったが、大統領は最悪の場合に備えてチュンシクの口封じをする準備だけしていた。電気椅子での死刑執行が実行される直前にそれを停めたのはガオンだった。ガオンはカン判事が証拠の捏造をしていると告発し死刑執行を停止させた。ガオンは恩師のミン裁判官から、スヒョンが追っていたヨセプを発見したことを聞き、スヒョン殺しはカン判事の計画だったかもしれないと仄めかされる。大統領はカン判事とガオンが仲間割れしたことに大喜びし、歴史に名を残すと言い出したことから、大統領の首を挿げ替えることを考え始めたソナはカン判事に手を組もうと持ち掛けるが、カン判事はこれを拒絶し、カン判事はガオンが告発した通り、自分は罪人であることを認め、金や権力を使って法の裁きを免れる犯罪者たちに法の裁きを受けさせたかったと言って陳謝し、刑務所に送られる。スヒョンが追っていたヨセプに接触しようとしたガオンは、ヨセプが聖堂の監視カメラの映像を持っていたことで何者かに殺されたことを知り、ガオンはその犯人を突き止めようとし、スヒョンに銃を発砲した人物とヨセブを殺した人物が同一犯だと思い込まされたガオンは、10年前の火災事件の犯人もヨハンだと思い込み、カン判事と決別する道を選択したのだったが、実は全てソナとミン裁判官が組んで自分が嵌められただけで、真実はその映像から10年前の火災事故はエリヤが関係しており、エリヤを庇うためにカン判事が悪役を引き受けていたに過ぎないことを知って驚く。ソナは大統領や財団の理事メンバーの態度に不信感を抱き、自分の知らないところで何かあると察知して動き出す。ガオンは財団が運営する病院内で何が起きているのか突き止めるために潜入すると、人体実験が行われていることを突き止め、そこに大統領が現れて人を金を稼ぐための道具にしか考えていない言動を映像に残すことに成功し、病院内にいた看護師の協力を得て脱出した。同じ頃、刑務所内でカン判事が刺殺されたとのニュースが駆け巡る。ガオンはミン裁判官を人質に取って最高裁の建物内で自爆事件を起こす計画を立てるが、爆破寸前に死んだはずのカン判事が現れてガオンの計画を阻止する。カン判事は自分を収監する所長が以前ト・ヨンチュンに替え玉をあてがえた人物なので、所長の弱みを握って協力させ、カン死亡の報道を流させていた。カン判事死亡を祝うために法廷に大統領を始め財団理事のメンバーとその妻たちが集まると、カン判事が病院の映像を動画配信し、カン判事は最後の法廷を開く。裁判を視聴する国民の99%の有罪判決を下し、カン判事は、ここから一人だけ脱出できるというと、メンバー内で揉め始め、それを見ていたソナが拳銃で大統領を射殺し、その後「お坊ちゃまを本当に愛していました」と言いながら自らに拳銃を向けて自害し、カン判事は法廷を爆破させた。カン判事の屋敷に戻ったガオンは、カン判事は生きていて、エリヤのリハビリ治療のためにスイスの病院に2人で移住する計画だったことを知る。ガオンは生存者として政治家たちに呼ばれて意見するが、周りの政治家たちは結局何も国のためにしようとしない姿を見て、結局人が変わっても何も変わらないことに絶望を感じるが、その時、カン判事が現れ、ガオンに頑張れと一言残して消え去っていった。