半落ち 横山秀夫

平成15年このミステリーがすごい!第1位。横山さんの作品は、私の趣味的には、あたりはずれが激しいのですが、この作品は、あたりでした。内容の細部については、多少細かい議論がなされているようですが、それを置いても、なぜ事件についての自白はしているのに、事件から自白までの間については口を閉ざすのか。「半落ち」とはよく言ったものですね。上毛新聞社で横山さんがどんな記事を書いていたのか、少々関心があるところです。