石垣島に行きたい 写真/中西康治

最近出たばかりの本ですが、写真中心で、石垣島竹富島西表島波照間島を紹介する写真集とも言うべき本です。今年、石垣島には2回行き、空港から見る沖縄や石垣島の絶景感は、本当にこの写真のままです。日本にもこんなに美しい海が残されていたんだなということを知れるだけで本当に幸せな気分になります。事前、テンペストのブログを書いた時、「唐人墓」に行ってみたいと書きましたが、この本には、よりくわしく次のように紹介されています。
 
1852年、中国から奴隷貿易船に乗せられ、カリフォルニアに移送されていた400人の中国人労働者たちが隆起し、石垣島へと上陸。その後、労働者たちを追ってきた英軍や米軍は、逃走した者を次々と逮捕・射殺した。逃れた人々は琉球王国に保護され、中国へ送還されたが、その間に128人が病死や自殺、行方不明となった。石垣島南西端の観音岬にある唐人墓は、この128人を祭るため、1971年に石垣市が建てたもので、かつての悲劇を現在に伝えている。
 
とあります(56p)。
 
今年は実は石垣島に日帰りで行ってしまった、というか日帰りでしか行けなった(トホホ)。