想像ラジオ いとうせいこう

野間文芸新人賞受賞作、キノベス!2014第1位、第2回静岡書店小説部門大賞第1位、プラチナ本OF THE YEAR2013第1位という帯封につられて買いました。
震災直後の生と死のはざまの中で聞こえて来る悲しみの声をいつまでもいつまでも我々は忘れずに聞こえる耳を持たないと、、。ということを小説の形で伝えようとする作品だと思います。読む人によっておそらくいろんな受け取り方・感じ方ができると思います。解説に木と花の喩えがありましたが、この解説も俊逸だと思いました。