日経文庫 VISUAL(ビジュアル) 職場と仕事の法則図鑑 堀公俊 

2020年7月15日1刷1刷

 

第1章 心理・感情の法則

1 アンダーマイニング効果 (「内発的動機づけ」の人に「概括的動機づけ」は

               かえってマイナスになる)

2 マズローの法則

   生理的欲求→安全欲求→社会的欲求→自尊欲求→自己実現欲求

3 目標の欲求勾配仮設(あと少しなら頑張れる)

4 限界効用逓減の法則

5 ピブマリオン効果(期待をかけると成績が伸びる)

6 強化の原理

   ネガティブに反応するのではなく、ポジティブに反応する。

7 ヤーキーズ・ドットソンの法則(程よい緊張が力を引き出す)

8 メラビアンの法則(言葉より見た目が大切、と誤解してはいけない)

9 選択的注意(見たいものだけ目に入る)

        脳には、多様な情報の中で、興味・関心がある対象に集中的に注意を振り向け、それ以外はカットする働きがあります。何にアンテナを向けるかが重要になってきます。

  →選択的注意が働く、アンテナを立てると、カクテルパーティ効果・カラーパス効果が生じる。したがって、それ以外のところに意識がいかなくなるため、それ以外のことを考えなくなる(思考を放棄してしまうことになる)。

   選択的注意の特性を理解し、さらに注意外のところに何があるのかについても意識を払い、強力なアンテナを広範囲に張る、それが力をつける一つの源になりそうな気がします。こういう理論を立てている人もいそうな気がします。

10 認知的不協和(都合よく考えると楽になる)

11 ABC理論(融通の利かなさが悩みをつくる)

(これが69まで続く)

さっと読める、分かりやすい本。頭に残す、実行に移すには、各自、それぞれ努力が必要だと思う。

 

「ビジネス・フレームワーク」も売れているらしい。きっと、コンパクトに、分かりやすくまとめられていると思う。こちらも買って読んでみたい。