稲垣足穂 ちくま日本文学016 1900-1977

代表作「一千一秒物語」、私には理解できません。

ネットで見ると三島由紀夫を始め、高く評価されているらしいのですが、

どうして評価されているのかも理解できません。

 

最後に掲載されている「異物と滑翔」も、V感覚とP感覚、それにA感覚、さらにOが付け加わって、「恋愛とはひっきょうずるに皮膚の接触である」という前提で、かなり倒錯した独自の世界が描かれているように思う。

こちらの作品は、理解できる、できないというより、感性が違い過ぎるというのが何となくわかるような気がします。