スマイルズの世界的名著 向上心 自分の人生に種を蒔け! S.スマイルズ 竹内均(訳・解説)

2016年12月25日第1刷発行

 

帯封「この本を、読むか読まないかで人生にとてつもない“差”が生まれる‼ 世界的大ベストセラー‼『自助論』と双璧をなすスマイルズの『人生論』」「人生論の最高傑作‼人生は自分が選んだとおりに“姿”を変えてくれる 自分自身の一生のバイブルとして。大切な人へのプレゼントにも。何度読んでも、充実感に満たされる本」

 

訳者解説

世界的名著『自助論』と並ぶ、自己修養の最高傑作

-「知的鍛錬のヒント」「前へ進む力」「生き方の大原則」がここに集約されている!

 

Chapter1 自分を大きく育てる─何が自分の精神・知性を成長させるか

Chapter2 個性を磨く─いつも自分に誇りが持てる生き方

Chapter3 自分を生かす働き方─日々、精一杯働いているか、やりがいはあるか

Chapter4 見識を高める─「人生の教え」をいつ、どこから学びとるか

Chapter5 よい人間関係をつくる─つき合う相手を糧に自分を成長させているか

Chapter6 人を動かす─自分の信念に命をかけられるか

 

随所に箴言が溢れている。中でも特に気に入ったものは次の通り。ただ繰り返すが随所に箴言が溢れている。この本は手に取ってみて損はない。

 

・賢者の口は心にあり、愚者の心は口にある ソロモン

・黙れ、さもなくば沈黙にまさる言葉を口にせよ ピタゴラス

・良書は最良の人生がぎっしり詰まった“上等な壺”

・誰にでも、自分で苦々しく思っている欠点がある。自分の身体の中に獰猛な野獣がすんでいるのに気づかぬ人はいない。しかし、その野獣をどのようにして手なづけているかを正直に話してくれる人はほとんどいない ヴォルテール

・言葉は、永久にこの世に残る唯一の存在である ハズリット

・「心くばり」は人の心に溶け込むパスポート

・いかにして人生という「畑」に、経験の「種」を実らせるか

そして、最後に

・今この場で“本分”を尽くす!

という言葉で締めくくっている。