2024年3月5日第1版第1刷発行
帯封「『そうだったのか!』がわかる。気象予報士ならではの新視点。NHK総合サタデーウォッチ9の人気気象キャスターが、天気×城を読み解く!」
目次
はじめに
口絵
第1章 気象と築城技術
丸岡城(全国的にも珍しい「石瓦」
金沢城(「鉛瓦」と「海鼠壁」の堂々たる機能美)
雨 高知城(全国有数の雨量に耐える「土佐漆喰」
風 唐津城(城と暮らしを守る「虹の松原」)
鹿児島城・人吉城(暴風雨に負けぬ「海鼠壁」)
まだまだあります 雪対策の材 弘前城、松前城、高島城、新発田城
第2章 美しきかな!城で楽しむ絶景
雲海 秋の霧―レア度別!
「天空の城」3選 ①竹田城(神秘的な空中石垣)
③越前大野城(城下町を雲海が隠す)
雲海 春の霧 今治城(「海城」に現れる、朝霧)
月見 松本城(平和な時代ゆえの風情)
絶壁 知覧城(シラス台地を生かした、超!ダイナミックな堀)
都於郡城(気持ちがいいほどの、断崖絶壁)
徳島城(「阿波青石」の大きさに衝撃)
第3章 天気を読んだ名将
徳川家康 関ヶ原の戦い 天下分け目の戦いの勝敗は、「霧」が分けた⁉
豊臣秀吉 備中高松城の戦い 梅雨を利用して「水で守られた城」を「水攻め」に
織田信長 桶狭間の戦い、長篠の戦い 荒天こそ、好機!いかなる状況をも味方につける
「天気」が分かれば、城あるきはもっと面白い!
おわりに
・お城の写真をふんだんに用いて、天空の城など、幻想的な城を見事にビジュアルに描き出している。美しいだけでなく、見ているだけでたのしくなる。3,40分でサーと手軽に読める。全国各地の城巡りをした気分にもなれました。