空くらい地くらい 2007年(全165話)

11話~15話

スニムがボンレを連れて店に出ると、ボンレはミョンジャを見て娘だと分かり、産みの親だと言うと、ミョンジャは驚き、スニムは育ての親として無性に腹が立つ。一方、ウンジュの両親は互いに嫌味を言い合っている。ジスの父とタンゴを踊るため、ミョンジュは懸命に練習し、彼と食事に出かける。ボンレはミョンテに一目会わせて欲しいと頼み、ミョンジャは拒むが、ミョンジャの夫はミョンテに引き合わせる。ミョンテは、実母は死んでいると聞かされていたので驚くばかり。ボンレが体調が悪くその場で倒れる。ジスはヨンミンから、失いたくないと言われるが、彼を家族を愛せないからとさようならと言い、指輪を返す。ウンジュの妹ウナはムヨンに好意を抱き、塾で仲良くなろうと努力する。ジスはムヨンを呼び出し、涙を浮かべるジスが慰め、14年に渡る二人の友情に乾杯した。食後、コーヒーを飲みながら、ジョンフンがミジョンに何か言おうとしたが、結局言わず仕舞いで2人とも帰途につく。ジスは、帰宅後明るく父ジョンフンに、パパが再婚したら結婚する、彼の家柄は重荷だから指輪を返したと伝える。部屋に戻ったジスを心配したジョンフンがジスに声をかけると、ジスはヨンミンが財閥の息子で釣り合わないと言って涙を流すのでジョンフンはジスを抱き締めた。一方、ボンレはミョンジュの家に一泊し、スニムは一夜にして不幸のどん底に突き落とされた気分になり、元気になったら出ていってと言うが、ボンレは行くところがない、今までサウナ生活をしていたと言い、スニムは驚く。サンヒョンは毎朝決まってウンジュが薬を飲むので何の薬か尋ねると避妊薬だと言われて驚く。ウンジュは子供のために時間を無駄にするのは嫌と言い、子供がいるから家族なんだとサンヒョンが言っても噛み合わない。体調が悪い中、行くところがないボンレを無碍に追い出すことも出来ず、スニムは数日は自宅にいていいと許す。ヨンミンがジスに電話すると、ジスは2度と電話しないでと言い、父ジョンフンに会い、ジスと結婚させてくださいと頼む。ジョンフンはジスがOKするなら賛成、2人の気持ちで決めるようにと答える。サンヒョンは義父ジェドゥに飲みに誘われ、酔った勢いでジェドゥは妻ヘギョンとの関係を話し、夫婦は会話が大事、ケンカもしたほうがいいとアドバイスする。塾の帰りにウナはムヨンと一緒に生まれて初めて地下鉄に乗る。サンヒョンとウンジュはその夜も子どもをどうするかで口論になる。サンヒョンはウンジュを連れてミョンジュ家を訪問する。そこにミョンジャとミョンテの生みの親のボンレもいて驚く。ムヨンもウンジュと初対面。新婚ウンジュはテーブルを拭いてと言われて布巾を渡され躊躇う。スニムやボンレから孫の顔が見たいと言われ困り果てるウンジュ。ヨンミンはジスの家に出向いて会うが、ジスは彼が捨てるものが重すぎて私を悪者にしないでと言い、別れを改めて告げる。ムヨンは、ジスに新しい彼氏ができたら紹介するように、ジスに合う男か見極めてやると言い、ジスもムヨンに同じことを言う。サンヒョンとウンジュはキム家の帰りに家族で食事をするためにレストランに向かうはずだが、ウンジュは理由をつけて参加しない。そこでウンジュはサンヒョンの実家には祖母が2人いて弟は養子で複雑で大家族で家に行くたびに孫を見たいと言われ、家族を大切にしたいサンヒョンと話が合わない。家に帰ったウンジュは母ヘギョンにこの結婚は間違いだったと言う。