2014-10-27 蜩の記 葉室麟 日記 #練習用 ブログ再開します。 己の命を、何のために投げ出すのか。志の高さこそ、人の価値を人々に伝え、またその人そのものを輝かす。それにしても、筆者の落ち着いた文体は、素晴らしい。 小説の最後の方で、秋谷の「未練はない」との言葉への和尚のコメントは、自分に引き直して考えても味わい深いものがある。