2006年7月4日 初版第2刷発行
目次
まえがき
Ⅰ 公文書資料集
教皇文書
教会法
要理書
教皇庁教理省の文書
その他の教皇庁文書
アジア司教協議会連盟(FABC)文書
Ⅱ 諸宗教対話の解説
なぜ対話か―デ・ジョルジ マリア
カトリック教会における「諸宗教対話」と「諸宗教の進学」の概要―安部仲麻呂
キリスト教と仏教との対話の歩み―奥村一郎
諸宗教の人々と共に祈る―フランコ・ソットコルノラ
あとがき
1999年にバチカンで「諸宗教者の集い」が開催され、世界五大陸から約50か国、20の異なった宗教の代表者が225人招待され、日本から計21人(天台宗、真言宗、臨済宗、曹洞宗、神社本庁、大本、天理教、立正佼成会、妙智會、円応教)が参加した、ということをこの本で初めて知った。諸宗教サミットが毎年つづけられているとも。
このような実践が既に行われていることはもっと社会に広く伝えられてもよいように思う。あるいは既に度々報じられていたものの、自分が見落としていただけなのかもしれない。