教育学×医学でわかった 親子の「どうしても起きられない」をなくす本 木田哲生 三池輝久

2022年10月30日第1刷発行

 

帯封「教育学×医学の研究にもとづく 親子でぐっすり眠れる方法

 ◎毎日朝ごはんをつくって食べなきゃいけない

   → ◎決まった時間に食べればお菓子でもOK

 ◎スマホをとり上げる → ◎スマホをリビングにおく

 ◎『心配事があるの?』と尋ねる → ◎気持ちではなく、まず体調を気遣う」

  「起立性調整障害・睡眠障害不登校で悩むお子さん、毎日イライラして疲れている…というお子さんにもぴったり!」

表紙裏「調査と研究に基づく安眠メソッド 

    はじめに

    Part1 お悩みに応じた睡眠対応 

    Part2 今日からすぐにできる安眠のための11のメソッド

    Part3 子どもも家族も笑顔になれるかかわりかたを知ろう

    Part4 どうして睡眠は大切なのですか?

    Part5 保護者のみなさまへのメッセージ

    おわりに」

 

朝起きた後、子どもも起きてきて最初に交わす言葉は「今日も早く起きれたね!すごいね!」というのが多かったように思う。が、それより「よく寝れた?」と、子どもを気遣う言葉かけの方が大事だということに気付かされた。自分の健康を気遣ってくれているんだと子どもが受け取れるような言葉を意識してかけなければいけなかったな、と反省。

もう一つ、子どもより先に感情を表現しないこと、というアドバイスも的確だ。この点はあまり意識していなかったように思う。要は先取りしてはいけない、ということ。子どもの感情が表出されるのを待ち、感情が表出されてから、それに応じた声掛けをしてあげることが大事だ、と改めて気付かされた。

至極当たり前のことが沢山書かれているけれども、その当たり前のことを改めて気付かせてくれる一書です。