2020年3月10日発行
第1章 雲と雨のしくみ 雲粒が合体して、100万倍の大きさの雨粒ができる
第2章 日本の天気は気圧と風で決まる 4つの高気圧が、日本に四季をもたらす
第3章 海と大気がつくる世界の気候 南極は、北極より平均気温で50℃低い
第4章 スーパー台風と集中豪雨 地球温暖化がもたらす異常気象
第5章 天気予報のしくみ 陸、海、空、そして宇宙から大気を観察
・雲粒の体積が100万倍以上の雨粒に成長すると温かい雨として地上に落下する。氷晶と呼ばれる氷の粒がとけて降る雨は冷たい雨。
・オホーツク海高気圧と太平洋高気圧が衝突する境界が梅雨前線。
・猛暑はチベット高気圧が張り出して太平洋高気圧と重なったために起きた。
・北海道よりも北に位置するイギリスは海流を影響を受けて年平均気温は10℃。
・砂漠の死亡原因1位は溺死。雨が一気に降るため逃げきれずに亡くなってしまう。
・積乱雲が集まり中心付近の最大風速が秒速17メートルより速くなると台風と呼ばれる。
・秒速67メートルを超えるスーパー台風は21世紀末にはその強度を維持したまま日本付近に達すると考えられている。
・積乱雲が一列に並ぶと線状降水帯と呼ばれて集中豪雨をもたらす。
・雨のにおいはペトリコールという名前がついている。
・天気記号には国際式と日本式がある。日本式の方が簡便。国際式は過去の天気までわかる。