一流の人はなぜそこまで、習慣にこだわるのか? 仕事力を常に120%引き出す自己管理 小川晋平, 俣野成敏

2015年4月21日初版発行 2015年6月12日第5刷発行

 

表紙裏「繰り返し行っている事が、われわれ人間の本質である。ゆえに優秀さとはひとつの行為ではなく、習慣によって決まる。-アリストテレス

 

目次

はじめに

第1章 一流と二流を分ける「朝の習慣」

1 夜型人間が朝4時起きになれた理由 「頑張らずに成果を出し続けるのが一流」

2 やることがなければ早起きできないのは当たり前 

「やりたくないけど成果が出ることを習慣化する」

3 朝はテレビもスマホも新聞も見ない 「『考える作業』だけはまとまった時間が必要」

4 朝飯前こそ重要なことをする

5 成果を出したいなら通勤時間を短く

6 あえて「やり残し」から手をつける 「自分の弱みのメカニズムを知る」

column 「指定席にお金を払う」は一流の習慣なのか?

 

第2章 仕事が最速で動く「昼の習慣」

1 自分とのアポを入れる

2 ムダを見極め徹底的に排除する

3 アタマを使わない努力をする 「忘れる努力をするために取るのがメモの目的」

4 迷いが出るまでの5秒で決まる 「人のやる気は5秒で終わる」

5 サボるときは本気でサボる

6 昼休みを戦略的に使いこなす

7 集中できる環境づくりにこだわる

8 人の時間を使って最大の成果を上げる 「個人の能力よりもリソースの使い方」

9 いかに早く帰るかを考える

column 「秘書を雇う」は一流の習慣なのか?

 

第3章 人脈と可能性を拡げる「夜の習慣」

1 ビジネス交流は趣味だとわきまえる

2 夜の時間は人に渡す

3 「今日はお酒控えます」は禁句

4 家族サービスは量より質

5 寝ている間も脳にひと働きしてもらう 「夜は問いを立てる時間に充てる」

6 一日の設計は睡眠時間から立てる

column 「お中元・お歳暮を必ず贈る」は一流の習慣なのか?

 

第4章 脳と体のキレを上げる「毎日の習慣」

1 アイデアを考えるときのコツとは

 「ひたすら案を出すフェーズと、これぞというものを選ぶフレーズの2段階」

2 判断するときは対極軸を考えるクセをつける

3 認識のズレを知り習熟度を高める

4 ガラケーユーザーよりスマホ中毒者の方がダサい

5 情報に振り回されることが「情弱」 情報が「来る」状態と情報を「取りに行く」状態

6 感情は解釈次第でいくらでも変わる

7 食事制限ではなく食生活改善をする

8 ライフとワークを分けて考えない

9 「体重」より「体脂肪率」を気にせよ

10 自己管理は治療より予防を優先

column 「お礼状を手書きで送る」は一流の習慣なのか?

 

第5章 成長を加速させる「毎週・毎月の習慣」

1 毎週、振替裏と課題の整理を行う

2 週に1回、必ず会社の掃除をする

3 必ず進捗させるプロジェクトを持つ

4 支出配分は戦略的に決める

5 月収23万円で15万円を自己投資に回した過去

6 趣味でもパーソナルトレーナーを雇う 「成果を出す人ほど教えを乞う」

7 起業するなら本を1000冊読む

8 人生を変えた本を尋ねてみる

9 つまらない映画は15分で帰る

column 「小物にこだわる」は一流の習慣なのか?

 

第6章 視座を高める「毎年の習慣」

1 年始の抱負は「去年と同じ」がベスト 「卓越は継続からしか生まれない」

2 20年先までカレンダーに予定を入れておく

3 将棋の駒であり棋士でもある感覚を持つ

4 毎年必ず「資産の棚卸」をする

5 自分の評価をコントロールする

6 師匠を持って自分の常識を変えていく

column 「名刺を使い分ける」は一流の習慣なのか?

 

第7章 志を貫く「一生の習慣」

1 勝負のときはリスク先行

2 体験価値にお金を惜しまない

3 親孝行と自分孝行をする

4 ノーベル賞より社内で一番を目指せ

5 安定とはいつでも稼ぐことができること

6 「明日をどう良くするか」だけを考える

7 人生の北極星はいらない

おわりに

 

気づきの確認が多かったが、中には、確かにそうだ、と改めて気付かされたものもある。