2022年1月15日初版第1刷発行
帯封「絵画の見方が180度変わる! ルネサンス、印象派、現代アート…偏愛たっぷりに選び抜いた新感覚アートガイド」「あらゆる時代の名画が一堂に会する奇跡の迷宮へようこそ アートを溺愛する作家と漫画家の2人が創る究極の美術館とは? 原体験から現在に至るまでのアートヒストリー、偏愛アーティストたちから受けたインスピレーション、小説や漫画の創作のバックステージをまじえ、名画にまつわる裏話、お気に入りの美術館案内、絵画鑑賞の秘訣、画家たちの知られざるエピソードなどアート談義は永遠に尽きない。泉のように湧き上がる2人のファンタジーが炸裂する壮大なるラビリンスへ! マハ&マリが案内する芸術家の魂が集う幻惑の館で名画のおしゃべりを聞いてみませんか?」
目次
まえがき 原田マハ
第1章 美術館は快楽の館
日本は世界的に見て美術館大国。ある年の展覧会動員数を調べてみたら、1位が日本。攘夷10位のなかに日本の展覧会が5本も入っていた
Column1 思い出美術館
第2章 終わりなきアートの迷宮
初心者におすすめの美術館①ポーラ美術館②東京国立博物館③ヴェネチア・アカデミア美術館④ロンドンのナショナル・ギャラリー⑤シカゴ美術館⑥サンパウロ美術館
確かに①②④しか行ったことないけど、鮮明に記憶に残っているなあ。
第3章 偏愛するアーティストたち
Column2 好きな作品ベスト10
ヤマザキさんは断トツでメッシーナ≪書斎の聖ヒエロニムス≫。ヤン・ファン・エイク≪アルノルフィーニ夫妻の肖像≫、ウッチェロ≪聖母子像≫、カルパッチョ≪聖十字架遺物の奇跡≫。マハさんはゴッホ≪星夜月≫、モネ≪睡蓮≫、セザンヌ≪りんごとナプキン≫、ゴーギャン≪我々はどこから来たのか、我々は何者か、我々はどこへ行くのか≫、ピカソ≪盲人の食事≫、ダ・ヴィンチ≪受胎告知≫、俵屋宗達≪風神雷神図屏風≫、東山魁夷≪道≫
第4章 未完の魅力への憧れ
第5章 マニアックな情熱ゾーン
Column3 好きな作家ベスト10
第6章 心ゆさぶるアート空間
「国連美術館」地球が滅亡の時を迎え、人類と一緒に脱出する美術品を世界中から100点選ぶ、という妄想で、二人が繰り出す丁々発止は盛り上がりを極めています。
あとがき ヤマザキマリ