結婚作詞離婚作曲 シーズン3(全16話)その3 2021年 演出オ・サンウォン

ドンマはジアに乗馬を習わせようとして乗馬服やヘルメットを買いに一緒に行く。ユシンはドンマと腕を組んで歩くジアを見て逆上し、ピヨンの家に上がり込み、ジアの荷物を詰めて持ち去ろうとしたところにピヨンが戻ってきた。ピヨンからジアと自分がどれほど傷ついたか、これ以上幻滅させないでと言われ、ようやく目が覚めてユシンは帰る。サヒョンの家でウェンの除霊の儀式が起われ、ウェンの霊が引き剥されると、お札が玄関に貼られて家に入れなくなり、ジョンビンが激しく泣いた。会長はガビンを招いて結婚を認めなかったことを謝罪しお金を差し出すが、ガビンは受け取らない。ドンマとピヨンの結婚式が華々しく行われた。ユシンは射撃場で一人で射撃をしていた。サヒョンの家でヘリョンがビビンバを食べた後、胃がもたれるとトイレに行くと出血し、救急車で病院に運ばれるが、流産した。その後、ドンマとピヨンはホテルの部屋でくつろいでいると、ピヨンはあの日妊娠したみたいとドンマに告げる。胎名は「タンダン(堂々)」と名付けた。病室でサヒョンがヘリョンに、またできるさと慰めるが、ヘリョンは無理、欲しくもない、苦労するだけだし、と昔のきつい調子で答え、元のヘリョンに戻っていた。会長の家ではジアとウラムがヒャンギから勉強を習い、ソ部長がそこに合流すると、シウンが夜食として何かの皮だけ焼いたものを出す。会長が私は仲間外れかと入ってくると、シウンは粗末な夜食なのでと言い、会長はこう言うのは手で食べないと言って手でちぎって食べる。ソ部長は昔よく母が作っていた、まさにこの食感、何度か作ろうとしたが上手く出来ず諦めたが、やっと食べられたと言う。そんな幸せな会長に更に幸せの朗報がドンマとピヨンから入る。孫が出来て9月に生まれるという。会長は心から喜び涙を流す。サヒョンの両親はヘリョンの流産の報を聞き、ウェンの霊を追い出したせいではないかと思う。ユシンが朝起きると、台所でアミが泣いている。朝食の準備をしていたものが全部無くなっていた、ドンミがどこかへ持って行った、これ以上耐えられないと。ユシンがドンミの部屋を見ると衣服は散らかし放題だった。ユシンは泣きじゃくるアミに「秋に結婚しよう。ある程度治療できれば、安心して結婚できる、9月か10月。子供は来年くらいでどうだ。病気だからあまり気にせず、耐えられない時は何でも僕に言え」とやさしく言うと、涙を流して頷きユシンに抱きつく。その頃ドンミはガビンの家を訪ね、元気のないガビンを励まし、あなたにぴったりのステキな男性がいるから会ってみないかと尋ねる。シウンが台所でスープの蓋を開けてかき混ぜていると、その匂いに”ウッ”と戻して何度も口を押さえる。ドンマとピヨンが会長に正式な挨拶をし、シウンには食事の支度を命じた。会長がピヨンから予定日が9月20日と聞き、食卓でもピヨンに肉を分け与え、サケにはオメガ3が豊富だと言ってピヨンにばかり気を遣う。シウンにはボタンに餌をやったか、果物はあるかと女中相手に話をするような態度を示したので、ソ部長は苦々しい表情を表す。シウンは妊娠したかもしれないと感じ、病院で検査を受けると間違いなかった。ドンミが家でダンスをテレビで見ると、バラを1輪口に咥え、ユシンを誘いタンゴを踊り始める。アミと2人になるとダンスが上手だと褒められ、ドンミは8歳下でスタイルが良い先生に院長に内緒で習っていたことを明かし、男は体格が大事でお腹が出ちゃダメ、院長は私の手料理でぶくぶく太っていたから触れられたくなかったと言い出し、アミは録音のため携帯を取りに行くが、戻ってくるとドンミはその話をやめてしまった。サヒョンの家でジョンビンの泣き声でヘリョンが目を覚まし、おむつが濡れてないのに泣くので赤ん坊に文句を言う。サヒョンの母が抱き抱えて泣き止んだ。ドンマの結婚相手が気になるガビンはソ部長に電話し、噂通りバツイチで同い年だったと知りショックを受ける。ドンミがシウンの元夫の職場に現れ、美人で年がずっと下の紹介したい女性がいると言い、会うことを勧める。ドンミはガビンにも連絡し、ドンミと話す男性を遠まきに見る条件で応じさせた。その話の最中、ウェンの霊がドンミの横にいて話を聞いていた。ユシンは昔の思い出に浸り、具の沢山入った素麺の夜食をピヨンが作ってくれたことから、アミに夜食の素麺を頼むが、出汁取りが大変だから明朝作ると言われる。朝具がない素麺が出て、ユシンは無言で麺を啜る。ソ部長はシウンに会長の言動がシウンを傷つけていることや最近シウンの食が細いことを心配し、気遣う態度を示す。会長宅の執事がピヨンに世話する人数が増えたので給料をあげるよう談判するが、ピヨンは応じない。シウンが帰宅して一緒に話し合いに合流し、執事とピヨン・シウンが対立する。執事が2人の使用人に明日辞めてやるとブラフをかけようと扇動し、使用人たちは呼応した。シウンの元夫がドンミの指定した場所に行くと、そこにガビンが現れるが、ドンミが来ない。ガビンは元彼と別れたことを伝え、シウンの元夫からやり直さないかと言われるが、やんわりと断る。サヒョンはへリョンを気遣いバッグを買って帰るが、彼女は気に入らず返品しろと言う。再び夫婦仲が冷え込み、へリョンは荷物をまとめて家を出ようとした。サヒョンの両親に引き留められソファに座ると、失神してしまい救急車で病院に運ばれる。ピヨンはジアに9月には妹か弟ができると明かす。翌日執事と使用人たちがシウンとピヨンに今日辞めると宣言すると、どうぞと言われ、マンションから1ヶ月以内に出るよう言われて作戦が大失敗。ユシンとアミがドンミを映画に誘うと、ドンミは目の前で院長が苦しみ助けず放置して死なせたことを突然打ち明けて高笑いした。ソ部長は父の会長がピヨンに指輪を渡す場面を見た後、父に差別をするならなぜ同居を求めたのかと言い、家を出ることを告げた。会長はピヨンが妊娠したことを明かし、指輪はドンマの母の形見と説明した。ソ部長は想像もしていなかった話に驚き、父に謝る。ドンミの告白にショックを受けたユシンは入院させるしかないと考えて強制的に病院に運んだ。ウェンの霊の前に現れた2人の男性幽霊は誰かを連れて行くと不気味な話をする。ピヨンから妊娠していることを打ち明けられたシウンは自分も妊娠していることを打ち明け、ソ部長にも病院で検査を受けて間違いなく妊娠していることを確かめた後に伝え、会長にも報告した。会長は涙を流して喜ぶ。ピヨンはアミから結婚が10月10日に決まったと聞き、祝福する。へリョンだけは子供の幽霊の姿が見えた。ドンマはピヨンのプレゼントを買うためにデパートに訪れた。2人の幽霊がドンマの両脇を歩き、彼が品物を選んでいると、天井が落ちてドンマの頭に直撃し血を流して倒れた。ソ部長とウェンの結婚式の映像、サヒョンとアミがバスタブで乾杯しながらキスを交わす映像、緊急搬送されるドンマが目を開くと、傷がない(了)。

 

何とも中途半端な終わり方。