家族という病 下重暁子

相当違和感のある書物だった。帯封に35万部突破とあるので、うれている以上はそれなりに意味もある書籍だろうと思ったのだが、期待はずれだった。かなり家族というものにあまりに恵まれなかったか、著者の感性が独特すぎるのか、いずれにしても共感できる箇所がとてもすくなかったのは事実だ。