100分de名著 ペスト アルベール・カミュ 中条省平

「いいまわしはどうでもいいんです」とリウーはいった。「ただ、これだけはいっておきましょう。我々は、まるで市民の半数が死なされる危険がないかのようにふるまうべきではない。なぜなら、そんなことをしたら、人々はじっさいに死んでしまうからです」(31p)


「ペストと戦う唯一の方法は、誠実さです」(50p)

「僕はこの町とこの伝染病を知るずっと前から、とっくにペストで苦しんでいたんだ」(74p)

どうやら、彼(タルー)のいう「ペスト」とは、死刑宣告のことだったのです(75p)

われ反抗す、ゆえにわれら在り(82p)
キーワードは「共感」と「連帯」のよう。

共感とは「同苦」と同じような意味合いのように思われる。どうだろうか。